本日、今季、最大量の昆布が上陸しました。。ではなくて、入荷しました。(@^^)/~~~
もちろん、北海道からです。すべてが、礼文島からの利尻昆布。
さて、この写真は・・・、
本日、3台目にやってきた巨大トレーラーなのですが、ウィングパネルを開けるまでは良かったのですが、あまりの昆布の量の多さで、側アオリを開けると荷くずれをお越しそうで・・、男子社員皆が、一斉に「開けないほうがよい!!」と。以心伝心のごとく、即座にパネルを抑えギアを閉じてもらっている図です。
それでは、本日最初からの、昆布の蔵入れダイジェストをお送りします。(出張中でとても心配されてた社長と専務の報告の為にも。。)
こちらが1台目の輸送トラック! 到着は、お約束どおり AM9:00 すばらしい。
例年、こちらの女性の方が運転して来られ、そして、荷降ろしを手伝ってくれる「たくましすぎる、ドライバー女子」かっこいいです。
続いて、2台目が到着。すでに、270束の利尻昆布がすでに運び込まれたのですが、容赦なく、その1.5倍ほどの昆布がやってきました。
これほどのアナログ作業はありません。。というより、力仕事そのもの!! 当たり前ですが、体力勝負です。
・トラックより、運び出し、・台車に積み、・エレベーターにて2階へ ・蔵囲専用蔵へ運び込む、・ひと束づつ蔵入れし、昆布をつみあげる。
この繰り返し。
こちらは、専用昆布蔵。ほんとにもう一杯なんですが。。。
手際良く、手順よく、作業されていました。くるくる台車を回して遊ばせずに、次々と昆布を蔵入れされています。チームワーク、完璧ですね~♡
最後の最後に10t車? とにかく とてつもない大きなトレーラー到着です。 毎年のこととはいえ、昆布倉庫が移動してきた感じです。
そして、このように、手作業での積み下ろし。昆布は本当に大切に扱われています。 一番手の岡田さん、ふぁいとぉぉぉ!(^^)!
次々と台車は、昆布で埋まります。このように、運び込む作業は、5時間余り続き。。 男子社員は、休むことなく、本日は運搬業務に追われました。
おっと、一番の若手社員、浦田さん!!・・・は、学生時代はラガーマン。その体の動きは、タックル仕込み?良い感じです。
腰の使い方一つで、痛めることがあるそうで、ラグビーの基本動作がここでは役に立っているそうな。。 お疲れ様です。
力持ちの向瀬さん!! ・・には、そんなことは関係ないそうで、恐るべき体力です。ご苦労様。。
・・と、こういう事で、本日無事、利尻昆布は、蔵にてすべて、蔵囲いされました。
これから、1年から数年はしっかり熟成され、旨味が凝縮された「蔵囲昆布」となります。春を越して、海から離れて1年以上を経過した昆布には、ぬめりがなく、むしろで覆われて数年囲われた昆布には、深い味わい、甘みとこく、そして、透明感が生まれます。
日本の食文化にとって、だしは、お料理の土台といわれます。特に、素材を生かす、京料理、懐石、和食の世界では、「蔵囲昆布」でなければならぬと代々、料理長にいい伝えられている料亭さんが多々あり、長くご贔屓になっております。ありがたいことです。そのいい伝えに応えるべく、このように、とりとめもない作業を毎年繰り返し、弊社も年を経ております。
いよいよ、年の瀬を迎える準備がはじまってきたようです。どうぞ、今年こそは、昆布の「おだし」をおおいに活用されて、日本の食文化 和食を堪能してください。
せっかく、ユネスコ無形文化遺産に「和食;日本人の伝統的な食文化」が登録されるのですから。
http://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/index.html