今日は、わが町の素敵なイタリアン「カルド」さんのご紹介。
オーナーシェフはもともとは大阪の有名割烹店で修行された川端シェフ。どこと無く和のテイストがたまらないお料理の内輪話です。
奥様が色々とおもてなしの演出をされています。さりげない「リザーブ札」がおしゃれです。当日はランチでお伺いしました。前菜2種類と好みのパスタセット。その前菜の一品に弊社のおぼろ昆布が添えられています。ご案内したお客様も大喜びでした。
奥井海生堂の出し昆布や手漉きおぼろ昆布、刻み昆布、納豆昆布と沢山の贔屓を頂いています。季節ごとの敦賀の食材も楽しめます。この時期は敦賀沖の活烏賊が秀逸。蟹の季節のせいこ蟹パスタは天下一品です。
先日、イタリアのお客様が「クールジャパン」の番組取材でおこしになりました。ワイン談義から始まり、最後はフレンチとイタリアンの食談義に。イタリアは日本と一緒で周りが海。新鮮な海の食材が豊富でこてこてしたソースなんか不要と、フレンチを意識した料理自慢をして帰られました。新鮮な食材を生かした料理はイタリアも日本も一緒と。奥様は日本人だそうで、和食が一番好きといってましたが、イタリアンも素材を生かすことでは同じなのでしょう。「いわし」を焼いた後には、イタリアではオリーブオイルを、日本では醬油をかけるでしょ、と笑ってました。
これからは料理の国籍より、シェフの料理に対する考え方のほうが重要になってくると思います。料理の「守る国籍」「破る国籍」が話題になっていますが、つくづく贅沢な時代がやってきました。敦賀で川端シェフのお料理を楽しんでいると、敦賀の田園風景がトスカーナの田舎町に見えてきました。
素敵な時間を過ごすことができました。
リストランテ カルド
http://ristorante-caldo.com/
是非、敦賀でランチ、お楽しみください。