ユネスコ無形文化遺産登録において。。。
正式な提案書における名称は、
Washoku,traditional dietary cultures of the Japanese
-notably for the celebration of New Year-
和食:日本人の伝統的な食文化 -正月を例として-
です。 <P24より、抜粋>
登録された和食文化の特徴
「和食」は食の生産から加工、準備及び消費に至るまでの技能や知識、実践や伝統に係る包括的な社会習慣である。これは、資源の持続的な利用と密接に関係している「自然の尊厳」という基本的な精神に因んでいる。
<p25 「提案書」の記述より>
以下のようにこの提案書に解説がついています。
「包括的な社会的習慣」という耳なれない言葉が出てきてますが、別の言葉に置き換えれば「文化」です。つまり、食材の生産から消費にいたるまでの食の文化全体が提案の内容であることを最初に述べています。
さらに、持続的という言葉があります。このごろよく聞く「サステナブル」という言葉の訳語です。
2015年のミラノで開催された万国博覧会も、持続可能な食の開発が重要な課題でした。自然を破壊せず、尊重する精神は、日本の和食にある、と特筆されました。
今後このブックレットは3ヵ月に1回刊行されるようです。(全10冊)
一家に一冊、このブックレットがあるといいですね。
おせち料理は大切な日本の行事食です。
シンポジウム 「日本料理の国境線」