岡田です。
近々、家族でキャンプの予定があるので道具の点検を
していました。
数ある道具の中でランタン、マット、コンロ等はキャンプを始めた頃から使っている品物です。
当時キャンプ道具のことなど何も知らない私は店の店員さんの奨めるがままに購入したのですが、
使えば使うほどにいいものを奨めてもらったと感謝している次第です。
大阪の京橋にあった、確か青穂山荘という小さいお店だったと思います。(数年前に行くとお店はなくなってました。悲しい)
ひげをたっぷりたくわえたおっちゃんと眼鏡をかけてたおっちゃん (なにしろ20年以上前のことでほとんど記憶がありません)
から購入させていただいたと記憶しています。 この場を借りて御礼。
その節はおせわになりました。
おかげさまでいい買い物ができました。これからも大事に使わせていただきます。
でこれからが本題。
画像のランタンの横にある飯盒?(正確な名前は知りません)
私の手元に来たのは15~6年前でしょうか? ツーリングの途中で岩魚釣りのおっちゃんたちの宴に誘っていただき、
その別れ際、約2合の米と一緒に翌朝の朝飯にと頂いたもの。
飯盒は処分してといわれましたが、生来、物を捨てられないわたくし。
がらくたと一緒にしまいこんでおりましたが、かみさんがキャンプでぜひ使ってみたいということでここ数年活躍しているしだいであります。
で、ふたを開けたときにふと気づきました。
29.10.3 ?
たぶん年号。
平成ではありえないからたぶん昭和。 岩魚釣りのおっちゃんが使いはじめに刻み込んだのかどうかはわかりませんが、
そうだとすると60年近く前のものということになります。
ろくに手入れもしないのに、いまだに普通においしく米が炊けるということに少し感動しました。
けっこうタフにできてるもんです。古い道具には魂が宿って化けて出るという話をきいたことがありますが、
この際、化けてもらっていろいろ話を聴いてみたいもんです。(なんたって自分よりも年上。)
で、ここからがぼやきのはじまり。 まあみなさんきいてください。
ちょっと考え込んでしまいました。
シンプルな構造とはいえ、ろくに手入れもしないのに普通に数十年使用できる道具があるかと思いきや、
最近の道具はどれもこれも家電化して無駄に高機能を誇っている代わりに耐用年数がやたらと短い気がします。
以前、我が家の風呂釜が故障したことがありました。
ガス屋さんに見てもらったら、湯沸し自体に問題はないが操作する電子基盤が悪くなっていて修理は不可能ということでした。
しかたなく一式新品に取り替えたんですがどうも納得がいきません。 脇役がでしゃばって主役をだめにしてしまったようなものです。
余計な機能のないシンプルな機種もいまどきメーカーも作らないらしい。
しかも新品にしたところで耐用年数は7~8年とのこと。
馬鹿者ぉ!責任者でてこ~い!
それからというもの私のデジタル嫌いがいっそう加速してしまいました。
道具はやっぱり信頼性や!デジタルなんかもう古い!これからはアナログの時代じゃ~!
以上がんこじじい予備軍のぼやきでした。 ごめんちゃい。