中池見湿地について!!
平成24年7月3日に、「三方五湖」に続く県内2か所目のラムサール条約湿地として、敦賀市樫曲の「中池見湿地」が登録されました。
<中池見湿地の特徴および登録の理由>
敦賀市の市街地から北東わずか2キロメートルに位置する中池見湿地は、広さ約25ヘクタールほどの湿地にデンジソウやミズノトラノオ、ホトケドジョウをはじめとした約3,000種もの貴重な動植物が生息しています。
また、地形は「袋状埋積谷(ふくろじょうまいせきこく)」という特異な地形であり、約40メートルを越える泥炭層も確認されています。これら多様な動植物の生息や貴重な地形が評価され、登録が認められました。
2年前、雑誌「サライ」に掲載された1枚の写真。海側から撮影された写真は敦賀港、市街地を守るように金ヶ崎から天筒山、中池見湿地まで山が連なっています!
金ヶ崎トレイルマップを手にして、このGWには、家族で散策してみてください。
NPO法人中池見ねっと (raindrop.jp) ← ホームページをご参考に~
●歴史を自然を感じて歩こう!と云うことで、「金ヶ崎トレイルマップ」ができたそうです。
歩けば見えてくる地形に刻まれた歴史・・・
南北朝・戦国時代の山城の遺構をたどりながら、四季折々に表情の変わる豊かな自然に包まれる、敦賀の魅力たっぷりの金ヶ崎トレイルをどうぞお楽しみください。
<補足>
ラムサール条約とは
湿地の保護と利用管理を目的とした国際的条約で、正式名称を 「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(Convention on Wetlands of International Importance Especially as Waterfowl Habitat)」といい、1971(昭和46)年イランのカスピ海沿岸の都市ラムサールで採択したことから「ラムサール条約」と呼ばれています。
ラムサール条約では、およそ3年ごとに、条約に加入している国(締約国)が集まって締約国会議が開かれ、各国の湿地の現状や保全の取組みなどの情報交換や、条約の実施を推進するための話合いが行われます。
ラムサール条約の事務局は、スイスのグランに置かれています。