お世話になっている黒龍酒造さんの広報誌、ちょっと楽しみの一つです。
今回の特集は本の中のふくい!
この冊子の中で、司馬遼太郎の「街道をゆく」18から、松岡町の部分を引用されています。
「街道をゆく」18は、『永平寺』の章や『神と漆』の章など、とても興味深い、内容です。
福井県民が知るべきことが多く書かれていると思います。
「一条兼良の荘園」の章で、越前に荘園群が多々あったことが書かれています。
そう言えば、思い出しました。。。母の実家のすぐそばに、こんな案内版のような碑が・・・。
あるんです。旧足羽郡です。ずっと、 気になっていました。
後方に文殊山への登山口があります。
小さい時には田植えのお手伝い?じゃま をした場所です。つんだよもぎでおもちをつくってくれたな~、おおばぁちゃん(泣)
写真は、携帯に残していた自分で撮っておいた写真で~す。
司馬遼太郎記念館はこちら↓
人間は、古代から「暮らし」のなかにいる。たとえ廃墟になっていて一塊の土くれしかなくても、その場所にしかない天があり、風のにおいがあるかぎり、かって構築されたすばらしい文化を見ることができるし、動きつづける風景を見ることができる。
人間という痛ましくもあり、しばしば滑稽で、まれに荘厳でもある自分自身を見つけるには、書斎での思案だけではどうにもならない。地域によって時代によってさまざまな変容を遂げている自分自身に出遭うには、山川草木のなかに分け入って、ともかくも立って見ねばならない。
「私にとっての旅より」抜粋
秋には、読書と旅がふさわしぃぃぃかと思います。