昨年、11月27日、「和紙」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
今回登録されたのは、「石州半紙(せきしゅうばんし)」(島根県浜田市)と「本美濃紙(ほんみのし)」(岐阜県美濃市)、「細川紙(ほそかわし)」(埼玉県小川町、東秩父村)の3つの和紙。原料に「楮(こうぞ)」のみが使用されており、伝統的な技法を用いて作成されるもの。
と云う事です。
ここで気になるのは。。。
【登録はなぜ3件?】
和紙の産地は各地にあると思いますが、今回登録されたのは、なぜ、この3つの和紙なのでしょうか?
「越前和紙」も古い歴史があるはずなのに!
。 。 。
手すき和紙の技術については、この3つのほか、▼福井県の「越前奉書」、▼高知県の「土佐典具帖紙」、▼兵庫県の「名塩雁皮紙」の3つも国の重要無形文化財に指定されています。
ただし、これらは、和紙づくりの優れた技術を持つ個人、いわゆる「人間国宝」としての指定なのです。
これに対して、今回の3つは、技術を伝える保存団体が指定の対象になっています。
長~いお話になってしまいすみません。
詳しくはどうぞコチラへ
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/204370.html
何はともあれ、奥井海生堂 神楽本店にて、現在、越前和紙のレターセットを数々、販売しております。
そもそも、奥井海生堂では、もう60年近く前より、越前和紙にて贈答品の包装をしております。
先代の時代には手漉き和紙を使っていました。それも弊社社名を透かしに入れた素敵な和紙だったそうです。
デザインは油絵を当時から描いていた先代自ら(3代目重雄)がしていたそうです。
昆布は、少々、地味な商材ですから、華やかさを添える思いがあったと思います。
そう言えば、「質実に生きる美学」と表現した社員がいます。先代からのDNAが今も引き継がれ、越前和紙箱や和紙包装として華やかなラッピングが今も生き続けております。
現在では、色柄ともに、豊富に取りそろえ、人気のまと。
もちろん、昆布が主役! ではありますが、あまりにも多くの皆さまから、好評を得て、調子に乗ってしまいました 笑
いえいえ、光子専務のデザイン力でギフトになくてはならないサービスとして、確立されました。
・・・なわけで、箱だけのご注文には、お応えすることはできません。どうか、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
和紙箱は、共柄の和紙で包装しておりまして、こんな感じで、手工芸にお使いのお客様がいらっしゃいます。
おはし置き、テーブルマット、小物入れ、モビールなどなど、随分かわいい作品が寄せられております。
こちらでもご紹介☆
https://www.konbu.jp/culture/japanese_culture/washi_box.shtml
心ばかりの気持ちで、心を伝える。。。昆布の詰合せ☆ほんの気持ちです!
https://www.konbu.co.jp/shop/cart/detail.aspx?id=715&cid=111&pcid=86