福井ガストロノミー協会主催のイベントが２９日、芦原温泉で開催されました。芦原温泉は今年開湯１３０周年を迎えます。

会場はこの度、国の登録有形文化財に指定されました｢べにや｣さん、芦原温泉初の登録文化財です。歴史を感じさせる大広間での開催。５０名のお客様のご参加を頂きました。

今回は昨年の｢ワールドベスト５０レストランズ｣で１４位に輝かれました東京、青山の｢ナリサワ｣の成澤由浩シェフをお迎えしてのイベント。オープニングでは、べにやの女将さんが受賞のお祝いに花束をお贈りし開演です。１時間のトークイベントには、福井ガストロノミー協会名誉顧問のフードコラムニスト、門上武司先生にも参加して頂き、私を加え３名で始まりました。

世界の料理界のお話や、福井の食材、食文化について幅広いお話で大いに盛り上がりました。さすがご両人はなれていらっしゃいます。素敵なお話に会場でメモを取るお客さまも多くお見受けしました。

会長として、改めて御礼のご挨拶をさせて頂き、その後、成澤シェフとべにやの村田料理長とのコラボレーションの夕べが始まりました。

早くから成澤シェフにご準備をいただいた本日のメイン料理、三ツ星若狭牛ヒレ肉と弊社｢蔵囲昆布｣のうま味だしのお料理は会場でシェフ自ら最後の仕上げをして頂き、会場のお客様も大喜びされていました。

にこやかな成澤シェフもお料理に向かい合うと表情が急に厳しくなります。宴席は急に静かになりました。

｢べにや｣さんでの２次会も終わり、時刻は１１時半を回っています。最後の記念撮影は最後までお付き合いいただいた方々で。それにしても皆様、お酒の強い方々ばかりでした？今回は成澤シェフの古くからのご友人にも参加して頂きました。レストランジャーナリストの犬養裕美子先生と著名な写真家、前田宗晃先生。２次会は大いに盛り上がりました。

今回のご案内状です。

成澤シェフ、門上先生、ご参加いただいたお客様、それにガストロノミー協会の会員の皆様、本当にご苦労様でした。次回の楽しいイベントにむかい又、頑張りましょう。