飛鳥Ⅱ船上セミナー、無事終了しました☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成２８年６月２５日（土曜日）

2016年6月25日（土）

この度、社長、専務が飛鳥Ⅱ船上での昆布の講演、講師に招聘されまして、週明けから、バタバタと忙しく、お出掛けになりました。(^^ゞ　ようやく、週末になり一報が届きましたので、少ぉぉ～し、こちらに転載します。

まだ、世界１周グランドクルーズにおいででないお客様は是非、ご乗船ください。。。で、今回のクルーズは、日本１周です。^^;

＜ここからは社長のレポートです＞

昨日は飛鳥Ⅱ船上での昆布の講演会。昆布の試飲会。福井開花亭さんと弊社のコラボレーションディナーと大変忙しい日でした。準備も大変でした。特に開花亭の畑地料理長は800名分のディナーの準備で乗船以来厨房にこもったまま。弊社の場合240名分の試飲準備。家内が頑張ってくれ、三菱クリンスイで飲料水を軟水に浄化し、昆布ダシが出やすくしてから、利尻昆布、羅臼昆布、日高昆布の3種類を前日から水に浸け準備しました。弊社のお客様も乗船客の皆様に多くいらっしゃいました。お陰様で大いに盛り上がり、ホッとしました。飛鳥Ⅱのご担当の皆様、総料理長始め厨房でお世話いただいた皆様、本当に有り難う御座いました。

以下、写真レポートです。

金沢港停泊中の飛鳥Ⅱです。乗船場近辺のテントは、地元金沢市のお客様歓迎のブースになっていました。お茶席も設けられ、大好評でした。地元ボランティアの皆様の活躍が印象的でした。

５万トン級の船体は、やはり近くでは見上げなければ、全容が見えません。

今回は業務乗船ということで、バックヤードにもはいらさせて頂きました。きっちと整理整頓された通路は、お客様用エリヤより広く掃除の行き届いた素晴らしい通路でした。

昆布水が良く出るようにと、三菱クリン水の浄水器を使い、柔らかい水にしてから使用。飛鳥Ⅱの総料理長や和食ご担当の料理長にも、いろいろとご協力いただきました。本当にお世話になり、有難うございました。何よりもお手伝いをいただいた、多くの厨房の皆様。本当に有難う御座いました。

昆布を入れる前の軟水の試飲風景です。やはり口当たりが微妙に違います。１リットルの浄水器４個で、２０リットルちかく浄水しました。船内で使っている水も素晴らしく美味しい味わいでした。本当はそのまま使わしていただこうかとも考えましたが、せっかく持参した浄水器。使いました。

今回、この企画のコーディネーター、フードジャーナリストの犬養様にもお手伝いいただきました。有難う御座いました。

今回は、試飲に利尻昆布、羅臼昆布、日高昆布の３種類を使用。それぞれ２０ｃｃから２５ｃｃに決めるのに、相当時間を費やしました。２００名～３００名ともなるとどれだけの昆布水がいるのか。準備が大変でした。

毎日、翌日の船内イベントの情報をのせた「船内新聞」が部屋に届きます。２３日には、大きく昆布の講演会の記事が載せられていました。

飛鳥就航２５周年のメモリアル・クルーズのパンフレットにも紹介されました。

いよいよ当日です。午後２時から始まります。厨房では昨日とうって変わって、皆様緊張しています。弊社でいつも昆布水の試飲会を担当する専務がだしの出具合のチェックです。弊社では一番力を入れている「蔵囲利尻昆布」からはじめます。この昆布のだしの取り方にいつも気を使います。幸い今回は驚くほど利尻昆布の昆布水の味が際立っていました。素晴らしい味わいに皆さんほっとされました。

前日から水につけていた容器から、全ての昆布を引き上げ、小さなグラスに入れる作業が始まりました。

どのぐらいのお客様がお見えになるか、分かりません。とりあえず３種類の昆布水のセットを２４０名様分用意いたしました。計７２０個のグラスの全てに昆布水が入りましたが、これをテーブルの上の試飲シート上に間違いなく並べるのにも、皆さん苦労されていました。利尻昆布と表示された上に日高昆布を置かない様にとか、注意する責任者は大変でした。

飛鳥Ⅱのメインダイニング、フォー・シーズンズが会場です。昼食会場が３０分で講演会場に変わりました。スタッフの要領のよさに驚かされました。講演会のはじめに、展示用の昆布の説明、お客様は熱心にお聞きいただきました。

世界の豪華客船クルーズを紹介するテレビ番組の取材で、今回の昆布の講演会取上げられました。私が金沢港から乗り込むシーンからの追っかけ取材です。講演会会場での照明の設営にも時間が掛かりました。

熱心に皆様にお聞きいただきました。最後まで長時間、ご清聴有難う御座いました。

夜のディナーは、福井の料亭、開花亭さんと弊社のコラボレーションディナー。昆布をたっぷり使ったお料理は大好評でした。開花亭の畑地料理長、ご苦労様でした。

最後に飛鳥Ⅱの総料理長、開花亭の料理長との記念の写真。

軽く焼いた羅臼昆布。その上に若狭ぐじと雲丹の焼き物。とても華やかなお料理です。

長い一日が終わり、ほっとしました。飛鳥Ⅱのお客様は、やはりグルメな方々が多く乗り込まれています。昆布のお話やお料理にご満足いただけるか。一番の気掛かりでした。郵船クルーズのご担当者に、皆様喜んで折られました、と翌日お聞きしました。長い準備期間と多くの方々にお世話になったイベントでした。皆様本当に有難う御座いました。

＜ここまで社長のレポートです＞　お疲れ様でした。