福井県と福井ガストロノミー協会の共催で「第２回ふくい和食フォーラム」が福井県立大学で開催されました。社長が福井ガストロノミー協会会長ということで、取材を兼ね私も参加させて頂きました。当日は抜けるような青空で人の出も心配されましたが、受付は少々混んでいました。

 

立派な会場設営です。

福井県副知事藤田穣様から開会のご挨拶を頂きました。

続いて農林水産省食料産業局食文化・市場開拓課　和食室の西経子様からもご挨拶がありました。

フォーラムの基調講演は一般社団法人和食文化国民会議会長の熊倉功夫様から「米と日本人」です。実は今年がコシヒカリ生誕６０周年ということで福井県では色々なイベントが行なわれますが、このフォーラムにもサブタイトルとして「コシヒカリ生誕６０周年」が題されました。福井県の農事試験場（今の農業試験場）で農林１００号として登録されて６０年、還暦を迎えます。６０年たった今も作付面積日本一、子品種、孫品種の親品種としても活躍を続けています。

日本の20代の男性の約2割が１ヵ月に一度も米を食べないというデーターを紹介され、やはり、驚きました。

２部のパネルディスカッション「福井が誇るＳＡＴＯＹＡＭＡ・テロワールの魅力」が始まります。農林水産省の西経子室長様、大本山永平寺監院御老師小林昌道様、雑誌「料理王国」編集長民輪めぐみ様、福井県農林水産部長中村保博様そしてコーディネーター役の弊社社長奥井の５名で始まりました。

 

 

 

 

 

 

農林水産部長からは、２０万種の中から今年４種まで絞り込んだ、スーパーコシヒカリの報告がありました。今までの品種をはるかに越える、とても美味しいお米だそうです。２年後には福井国体が開かれますが、そのときには間に合うように準備を進めているとの報告、楽しみです。

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皆様、各界で活躍されている方々ばかり。これだけの皆様をインベートできる社長ですので、スムーズな進行で多彩な引き出しからは高度な情報と知性があふれでていました。私のようなものでも、脳が活性化できました。

そして、心に響きました。

ポール・クローデルの言葉　「私がどうしても滅びてほしくない民族がある。それが日本だ」この言葉を引かれて、小林監院御老師様が伝えたかったことは、福井への最大最高、そして最愛のエール。。であったと私は受けとめました。

 

時間は少々オーバーしましたが、会場からは笑いが漏れたり拍手をする方もおられ、大いに盛り上がりました。私も久し振りに素晴らしいフォーラムに参加させて頂きました。その一部でも報告になればと思い、やや多めの写真にて報告といたします。ご参加された皆様本当にご苦労様でした。

 

翌日の福井新聞にもわかりやすく、記事が掲載されています。