今年文化庁の日本遺産に『北前船交易文化圏』が指定されました。その一番南の寄港地として敦賀港も指定を頂きました。今回はその文化圏の交易の歴史や文化を調査する、こども調査団の一行が弊社へおこしになり、敦賀港で大量に荷揚げされた昆布を通じた敦賀の歴史調査です。小学校5年生22名が福井県内各市町から選ばれ、調査団を結成。『海と日本プロジェクトin福井県実行委員会』主催。福井、新潟、山形、秋田、青森、北海道の各道県からの調査団が北海道小樽に集まり今秋調査結果の発表を行なう予定です。
朝9時半の結団式。南越前町や敦賀市内の遺構調査等、忙しいシュケジュールの中、昆布調査1時間半の予定でおこしになりました。
3階の弊社食堂でさっそくパワーポイントを使った、越前・若狭と昆布の説明に入りました。
児童のご父兄も参加されました。スタッフをいれて50数名。かなり込み合っています。
昆布の説明の後は弊社昆布蔵へ。
一番古い平成元年産昆布も見て頂きました。児童よりご父兄の生まれた年に近いそうで、一堂驚いていました。
昆布職人の実演と手すきおぼろ昆布体験は大好評でした。
地元福井テレビの取材もして頂きました。最終的には1本の特別番組に仕上がるそうです。11月頃の放映とか。楽しみです。
お父さんも昆布かき体験。
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最後に今日のお礼を全員で云って頂きました.
皆さん、ご苦労様でした。熱心な質問も沢山お受けし、その興味の深さにも感心させられました。この中の代表4名が北海道へ渡り、研究発表を行なうそうです。皆さん、最後まで頑張って良い調査結果を地元に残してください。北前船が育んだ敦賀と昆布の歴史や文化調査、期待しております。