2017年8月3日(木)
CHASSAGNE MONTRACHETで有名な、サントネの名門ドメ-ヌ、フルーロ・ラローズのオーナーご夫妻、昆布蔵視察。 平成29年8月1日(火曜日)
ブルゴーニュのボーヌ近くのサントネ村にある、名門ドメーヌの御当主ニコラさんご夫妻がご来社。奥様が東京ご出身の久美子さん。お二人のお子様とご一緒されました。ご案内に酒類コンサルタント、インフィニットの菅田代表と圓子さん。弊社の昆布蔵が急に華やいできました。
弊社で一番新しい昆布倉庫、元町倉庫では、手すきおぼろ昆布の原料、道南産白口浜、大船産の「折昆布」を説明しました。
元町倉庫2階の礼文島、利尻島産天然利尻昆布の説明。ここは比較的新しい、昨年、一昨年産の昆布が管理されています。その量に驚かれていました。
古い平成元年産の昆布もご紹介しました。29年前の昆布には、昆布の芯が赤くなった熟成痕が見られます。電気のあかり越しにご覧頂きました。
後は、昆布の臭いや雰囲気をさわって確かめていました。29年前の昆布が弊社では一番古いビンテージです。フルーロ・ラローズさんには100年前のモンラッシェがあるそうです。百年前の白。お聞きするだけで異空間へ飛んでいきそうです。やはりフランスのワイン文化は凄いです。昔、ご先祖がドメーヌをDRCのオーナーさんから買ったとか。モンラッシェの畑もDRCのお隣です。久美子さんから古いお話をお聞きしながら、やはり歴史、伝統、文化がワイン造りに不可欠な事が良く判りました。日本の食文化ももっともっと古い伝統や歴史を掘り起こしていかないと、と思いました。
ニコラさんはご自分の蔵囲いを記念にと木札を持っての記念撮影。お客様の誕生日年の木札の準備も必要になってきますね。
最後は、海外のお客様が一番喜ぶ越前和紙の和紙箱室へご案内。日本の絵柄に大喜びでした。
フランスからのお客様には、やはりシャンパーニュでお迎えしないと。昨晩から冷やしていた「ドラモット」を。弊社クラブハウスでゆっくりとして頂きました。
弊社クラブハウス内の地下ワインセラー。ブルゴーニュだけのコレクションならもっと喜ばれたのでは。フランスのあちこちの産地のワインにも驚かれていました。
懇意にさせていただいている、ナパバレーのケンゾーエステートの「結」も。ニコラさんには初めてだったようです。
暑い日でした。海君のお蔭で、子供たちも大喜びでした。遠い所、お疲れ様でした。残り、日本のご旅行もお楽しみ下さい。皆さんオー・ボアール。
いえいえ、どういたしまして。
see you.