2020年10月12日(月)

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礼文島から今年の新昆布、第一陣が入荷しました。       令和2年10月12日(月曜日)

早朝からいわし雲広がる、弊社元町倉庫前、巨大トレーラーが接岸!!   この季節、最大の大切な行事の始まりです。

海から陸に、最北の島から、敦賀の地へ。KOMBUの嫁入り、いや蔵入りです。

礼文島から苫小牧迄陸送。その後フェリーで敦賀港に入港した20トンコンテナ便が早朝、元町倉庫に到着。20トンもの昆布の荷受け。社員総出の作業になりました。

20トン積みトレーラーの長さにびっくりです。

芸術的?に20数トンもの昆布がコンテナいっぱいにぎっしり積まれています。

弊社はフォークリフト等での荷受け作業ではなく、すべて手作業です。午前中いっぱいかかりました。

荷受けの場所造り、準備作業を数日前から行いました。1等検、2等検昆布を本社倉庫へ移動。今日の20数トンの昆布の場所造りをしました。

 

トレーラーの荷台はかなり高く、安全面では、神経を使いながら、この量をこなすのは、気合です。

礼文島、香深浜産1等検天然昆布の検品中です。

礼文島、船泊浜産天然1等検昆布。

第2陣以降には利尻島の利尻漁業協同組合の天然昆布や、礼文島香深漁業協同組合の昆布等が続きます。当分新昆布の入庫ラッシュ?が続きそうです。

今年は梅雨時期の天候が心配されましたが、真夏の天候には大変恵まれ、昆布の作柄も良く、利尻昆布に関しては久しぶりの豊作年でした。市場はコロナ禍で停滞していますが、自然の海の力はしっかりと昆布を下支えしていました。特に道北の作柄が良く、ここ数年不作で困っていたのがウソのような回復力でした。これからも偉大な自然の力を信じ、天然昆布の力強い品質に期待できそうです。

弊社は特に利尻島、礼文島の昆布を数年寝かし「蔵囲昆布」として出荷しております。昨年までの不作を補う今年の豊漁には本当に守られました。これからも、安心して、じっくり昆布を寝かし、囲い、皆様に喜ばれる上質昆布の出荷に努めてまいります。