今日11月24日は「和食の日」。和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録されて7年が経ちます。毎年この日には全国各地で和食会議主催の「だしで味わう和食の日」出前授業を行なっています。今年はコロナ禍で、中止が相次ぎましたが、地元敦賀市の第2早翠幼稚園で開催できました。昨年とは進行、内容を変更して、徳本園長先生はじめ先生方との打ち合わせも重ね、やっと開催に漕ぎ着けました。福井県ではここ一園のみ。小さな園児に昆布の街、敦賀を知ってもらおうと少し北前船の歴史も紹介。後、ニューヨークでのイベントの様子もご紹介。5歳児の年長組さんにわかって貰えるか少し不安でしたが、2名の弊社社員共々、色々と連携して頑張って来ました。「和食の日」の良いイベントになりました。皆様お世話になり有り難う御座いました。
同行した弊社社員が、ちょうど園児のお母さん年代で、上手に園児と会話しながらの料理教室になりました。昆布だしに鰹節を入れて「あわせ出し」を作り最後にお味噌をだしで溶かし「お味噌汁」の出来あがり。今年はコロナ禍で試飲は取りやめましたが、その香りにとても喜んでもらいました。いつものようにだしの飲み比べやみそ汁を楽しむ「だし教室」が一日でも早く出来るよう祈るばかりです。
最後に、道南産真昆布の一種、長い「本場折れ昆布」をみんなで持ち上げての記念撮影で終わりました。
徳本園長先生はじめ先生方、大変お世話になりました。おなかをすかした園児たちは、急いで給食の準備に走っていきました。昆布だしで炊いた土鍋ご飯に、だしたっぷりの和食給食を楽しむようです。本当に有り難う御座いました。
( 奥井海生堂 奥井 隆 代:竹中)