2022年10月27日(木)

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【入荷情報】今年の新昆布、第3弾が北海道より入荷(船泊産)

昨日に続き、本日も新昆布の入荷でした☺

朝の荷受けの様子を少しお届けします。

 

昨日は礼文島の香深産がメインで利尻島の沓形産など。そして本日は礼文島、船泊産の昆布の入荷でした。

 

利尻昆布の中でも離島産の昆布は「島物」といわれる一級品。漁期と漁獲量が限られるため非常に貴重なものとされています。

料亭や飲食店様から、この浜を指定してご注文をいただくほど特別な昆布です。

 

本日もコンテナにギッシリ。奥までギュウギュウに積み込まれた昆布を1つ1つ手作業で積み降ろされました。

島物の利尻昆布とはいえ、収穫当初からあの素晴らしい味と香りを持つわけではありません。むしろ、他のどの昆布よりも荒々しく、野性味に富むのが島物の特徴で1年、2年、時には5年以上長期間の熟成を経ることで、珠玉ともいうべき昆布が生まれるのです。

しかも長期間の熟成に耐えられるのは上質の昆布だけ。力のない昆布を年単位で熟成させても、期待に応えられるものはできません。熟成を深めるにつれ、艶と黒味が増し、昆布臭、磯臭さ、雑味が消えて芳醇な香りを放つようになります。

本日入荷した昆布も大切に管理し、奥井海生堂の昆布をお使いいただいている方々に喜んで頂ける商品に仕上げて参ります。本日は利尻昆布の島物について、少しですがミニ情報をお届け致しました。