■沖縄復帰50周年の記念事業として、「第３２回北前船寄港地フォーラム㏌沖縄」が、2月3日に那覇市で開催されました。沖縄には北前船は行ってはいませんが、北前船が運んだ重要な北海道の産物「昆布」が運ばれた歴史があります。その事から「昆布ロード」の終着港として、又、中国への出荷港として、朝貢交易のかたちをとりながら昆布が輸出されていました。今回のテーマ「北前船、新たな船出へ～万国津梁の地、沖縄からアジア、そして世界へ～」を物語るフォーラムが開催されました。

弊社社長も。第30回北大会、第31回パリ大会に引き続き参加。地元琉球料理研究家の先生方と、ご一緒にパネルディスカッションに参加させて頂きました。

■沖縄県　玉城デニー知事が参加されたパネルディスカッションや、弊社社長が参加したパネルディスカッション等多彩なイベントが開催されました。沖縄の伝統文化を体現する踊りや空手道、琉球料理の紹介など、復帰50周年記念イベントにふさわしい、立派で多彩なフォーラムでした。

沖縄は直接には北前船の寄港地ではありませんが、江戸時代後期、北海道で採取された昆布が北前船で下関に運ばれた後、薩摩から琉球を経て中国へ輸出された歴史があります。その航路は「昆布ロード」と名付けられ、海洋王国、日本にふさわしい壮大な交易ルートでした。その交易の歴史を紐解くととても興味深いものでした。

◉詳しくは「昆布と日本人」奥井隆著　日本経済新聞にて

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全国各地から、沖縄に集い、相互交流が実現し、新たな地域間交流となりました。