2024年7月2日(火)

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6月28日、29日, 北前船寄港地フォーラム in ひがし北海道・くしろ大会(世界3大夕日に集う食・人・歴史)併設 第5回地域連携研究所大会 が釧路市で開催されました。

6月28日(金曜日)29日(土曜日)の両日、太平洋側では初めての、第34回大会が釧路市で開催されました。両日とも天候に恵まれ、快晴の、涼しい気候を楽しめる道東の釧路市を中心に開催されました。400名もの大参加者でした。

北海道の昆布の大産地、釧路、根室での開催です。弊社も毎年大量に仕入れをさせて頂く地域です。今回は、弊社社長の昆布の講演、その後に釧路町、小松町長をファシリテーターに、浜中漁業協同組合、山崎組合長と私の3名で、昆布産地での現況、海外での消費動向、新しい釧路昆布の高級だし昆布への挑戦等盛り沢山の話に、会場も大変盛り上がりました。今年は英国国立、自然史博物館が世界の海藻取材で日本へも撮影スタッフが来ることが決まりました。古くから海藻を食用にする民族は数少なく、特に日本では和食の中心素材として長い歴史があります。取材チームを受け入れる弊社として、そのこともご披露させて頂きました。

開会式では、観光庁長官、高橋一郎様から、開会のご挨拶をいただきました。

ブルガリア共和国大使館の大使、アラバジエヴァ様から御挨拶がありました。非常に素晴らしい、日本語での御挨拶をいただきました。

二日目の全体会議は、午前9時から「地域連携研究所」大会で12時迄行われました。昼食をはさんで「北前船寄港地フォーラム」を夕方5時迄の長時間での会議になりました。「北前船寄港地フォーラム」は2部構成のトークセッションとパネルディスカッションの3部構成でした。弊社社長は、最初のトークセッションの、それも最初の講演でした。相当プレッシャーがかかったそうで、一番バッターとして大変疲れたと話していました。

日本遺産「荒海を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落」の寄港地に、新たに3地域が認定されました。この大会では、文化庁次長、合田哲雄様から直々に認定書が手渡されました。本大会に添えられる、お祝いの大きな花になりました。北から、新潟県村上市、福井県美浜町、岡山県岡山市です。私共のお隣の美浜町が、お仲間に入りました。戸嶋町長が会場で認定書を頂きました。

4回前の秋田大会から、金の鋳造メーカーの株式会社SGC様が大会にちなんだ、黄金のオブジェを発表して頂いています。土屋会長からは、釧路湿原を中心とした道東のシンボルともいわれる「シマフクロウ」の立派なオブジェが、ご披露され、会議中のシンボルとして壇上に飾られていました。

永年、フォーラム開催にあたっての功労者表彰がありました。全国から選ばれた方々です。

地元の有名な和太鼓パフォーマンスで、懇親会が一気に盛り上がりました。

2日目のレセプションでも、長年の功労者表彰がありました。我が敦賀市からも、谷口様がお受けになられました。

メインレセプションでの栄えある乾杯酒に、福井県の清酒メーカー「梵」さんが選ばれ、400名もの方々に「梵プレミアム・スパークリング」が振舞われました。弊社でも取り扱っている蔵元です。大変評判の良いスパークリング清酒です。是非お試しください。

フランスからは、パリ大会ですっかりお世話になった、ギローム・テタンジェ様、八木ご夫妻もご参加いただきました。

大変、大掛かりな400名もの参加を仰ぐ立派な大会でした。特に輸送を担われた、日本航空様、全日空様も大変であったと思います。弊社社長、原藻昆布仕入れ担当部長の利用した航空便は行きも帰りも満席だったそうです。JR北海道様や地元交通関係者の方々も大変でした。釧路へは、女満別空港、中標津空港、釧路空港と3空港の利用です。その振り分けや、エクスカーションの手配、会場運営と実行委員会は大変だったと思います。実行委員会の釧路市長、蛯名大也大会実行委員長はじめ、関係者の皆様、本当にご苦労様でした。思いで深く、記憶に刻まれる、素晴らしい大会でした。大変お世話になりました。有難う御座いました。