本日も大切なお客様がご来社くださいました。
お得意様でもあります、嵐山吉兆の徳岡社長様、シェフソムリエの山田様、いつもにもまして、「何をか求めん」のご様子でした。
弊社の昆布蔵の奥の方から、貴重昆布が引き出され、並べられました。
見つめるそのまなざしには、ただならぬものが感じられました。
蔵囲昆布専用蔵と、第二倉庫をご覧になり、あらゆる品種を確かめられました。
そして・・・、ポリッとかじられたり。。 (笑)
いつぞやの菊乃井の村田社長様と同じ仕業!を思い出して、おかしかったです。(スミマセン…)
自分の舌で確かめることが何より確実な テイスティングだったのでしょうね。
さて、昆布だしの試飲が始まりました。 真剣に真摯に昆布だしと向き合っていらっしゃいました。
今回は、すべて、蔵囲利尻昆布をご準備しました。
同じ品種の浜産違い、年産違いの昆布だし。。
同じ利尻昆布で味の違いを感じれるのか?疑問をなげかけてみました。
「ファーストインパクトが違いますね。」と。
シェフソムリエの山田様が表現されました。
料理人として、磨かれた舌と鼻で確かめていらした徳岡社長様も、「余韻が深いのが、香深です。」と。
そして、やはり、10年蔵囲昆布には皆さまの軍配があがりました。
「昆布の品格」が感じられるそうです。
水も大いに関係するはず。。
と云うことで、地下130メートルから組み上げられた無除菌、無殺菌の北海道の水で、この昆布水をご準備していることをお伝えしました。
と、間断なく「天から降る水ではなく、土の中に含まれる水を吸わせると甘みを増す野菜や果実と同じようなものですね。」と。
楽しく、なごやかな時間の中、秋に向かって、ちょっと興味深い企画が進められるようです。
ところで、熟成により、複雑なフレーバーへと変化するところの「蔵囲利尻昆布」とは・・・社長にとっては
とっておきのシャルドネに他ならないものかも・・・しれません。
どちらもティスティングの醍醐味を味あわせてくれる白ものです。カラ(^_-)-☆