日本経済新聞出版社のプレミアム新書『昆布と日本人』が出版されます。
12月4日 奥井 隆
今年の春頃から少しづつ執筆しておりました、拙書『昆布と日本人』がいよいよ出版されます。今日、印刷見本として10冊送られてきました。
有名な編集者、佐藤由起さんのご指導と編集を頂き無事、新書の発刊に至りました。佐藤さんは日本ソムリエ協会の機関誌「ソムリエ」の編集長でもいらっしゃいます。以前「蔵囲昆布」の熟成の取材で弊社へお見えになり、以来親しくさせて頂いてます。お会いするたび、昆布よりワインの話から始まる楽しい編集作業でした。
昆布の歴史、海生堂の歴史、昆布とワインのお話、永平寺の御用商のお話、昆布の栄養、昆布が世界へ と盛りたくさんの内容になりました。今回、ビジネス界のリーデイング新聞、日経出版社の新書なので、料理より昆布の流通や歴史、それに裏話的な楽しい話に終始しました。
いよいよユネスコの世界無形文化遺産に『和食』の登録も期待される中、昆布も世界的に注目され始めました。昆布商の責任も重くなります。新書の内容に負けないよう、これからも精進を重ねて参ります。
変わりませずご贔屓の程、伏してお願い申し上げます。
書店には12月11日頃より、東京都心店から並び始め、順次全国の書店に並ぶそうです。ネット販売も11日から始まります。宜しくお願い致します。
お手にとって頂けましたら幸甚です。