2012.7.11 営業部係長 中川 レポート |
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奥井社長は例年蔵囲昆布の原料となる利尻昆布収穫の様子を視察します。
今回は天然昆布の収穫前ということで、養殖昆布の作業等を見学しました。
2012年7月礼文島香深浜の昆布漁最前線レポートを同行者中川より報告します。
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利尻島の仙法志支所の石橋さんの御案内で、昆布作業所を尋ねました。
養殖昆布の形を整えるために、はさみで耳をカットして等級ごとに仕分けします。
1本1本と気の遠くなるような作業ですが、この作業があってこそ良質の昆布が生まれます。 |
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干場では養殖昆布が天日干しされていました。
こちらは6~7割乾いており、後は機械乾燥され製品になります。
家族総出で作業に当たっているため、とても手際が良く昆布が次々とトラックに運ばれていきます。 |
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仙法志でもまだ天然昆布の漁はなく、 来週あたり(7/18)に天候が良くなれば行われるようです。
昆布漁の生産者は、鴛泊が一番多く240~250人で、
次いで仙法志が140~150人となります。 |
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天然の昆布には、小貝(しただみ)が付着して傷がついているようです。
香深も船泊もまだ天然の漁はなく、どちらも天候次第との事でした。
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香深漁協漁師の堀内さんに西海岸の元地、地蔵岩、猫岩を案内していただき、
東と西では全く環境が違うことに驚きました。
礼文島の西海岸は道がなく岸壁であり、この自然環境があるからこそ、
香深という素晴らしい昆布があることを実感しました。
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