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奥井社長は例年蔵囲昆布の原料となる利尻昆布収穫の様子を視察します。
2013年10月、礼文島から今年最初の新昆布が入荷されました。
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- 2013.10.10 written by Takashi OKUI -
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最高級の利尻昆布の産地、礼文島から今年最初の新昆布が届きました。
5トンコンテナ3台で弊社の金ヶ崎工場内、蔵囲専用昆布蔵に到着しました。 |
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コンテナの扉を開けると、びっしりと綺麗に積み込まれています。
礼文島の香深漁業協同組合、船泊漁業協同組合からの昆布が
混載され届きました。最初の入荷は例年、特別な思いで迎えます。
まず今年の昆布の様子が気になります。
例年、夏には島では見てきていますが、入荷時の大量の昆布は別格です。
今年の出来の確認をしながら入荷作業を手伝います。
すべて手作業での入庫になります。
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別格浜と呼ばれる礼文島香深浜の天然利尻昆布です。
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1等検査、2等検査、3等検査、4等検査とすべて検査された昆布のみが出荷されます。厳しい検査をとおって来た昆布には左上に検査印が押されます。
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一旦、リフトで3階に上げられ、種類によっては2階に降ろし、
種類ごとに囲い昆布として莚で養生され保存されていきます。
これから来年、再来年と静かにこの専用蔵で囲われていきます。 |
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下の階には、数年以上たった古い昆布が囲われています。
25年前(平成元年産)からのすべての収穫年の昆布が眠っています。
四半世紀にわたる、礼文島、利尻島の昆布がここで静かに眠っています。 |
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種類によっては第2倉庫に振り分け、入庫します。
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第2倉庫入口にまで昆布が溢れています。この奥に昆布倉庫があります。 |
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上の階にはスライダーで昆布をあげます。天井にまで例年積み上げます。
すべて手作業での入荷作業が終わりました。
この時期は昆布の入荷が集中します。日高昆布や山出し昆布の一部も入ってきました。もちろん弊社の稚内倉庫や函館倉庫にもどんどんと入荷されています。
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